ドミナントダヌキ/
番田
誰でもなくなっていく季節の中で
色々な音を思い出している 自分を感じさせられている
曇った地上にとても 僕はのどかさを与えられている
宝石たちを手に握りしめた スーパーだった
僕の帰る場所はどこにもないだろう
浜で打ち震えている 水夫のようだ
僕だった ひとり壊れた船の前で泣きわめいているみたいだ
山だった ぼんやり 怒らされている
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