よぞう/はるやま
 
二三度壁を叩いてみたけれどが、そのどれも返答は無く沈黙に僕とすれば親指の付け根で擦り切れて下ろし金でとどめだどうしていつも助走に遅れるそれは運動会マラソンに使うピストルが馬鹿みたいにわめくからだによくも青年を苦しめたなよくも僕の親指2号を苦しめたな思い知れこんなに世界が僕をチラチラさせるクスクス)
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