Way Of Warning/寒雪
 


いるだけで不愉快になる
見るだけで顔をそむけたくなる
おまえの言う正しさなんて
石ころほどの価値もない
おまえは
自らの保身に熱心で
自分の影を見つけようとしない


おまえがいなくなって
オレはほっとしてるよ


黒を白と欺く
おまえの言葉にはあきあきした
自分の気分のよいように
他人を東へ西へと走らせる
流れる汗のしずくを
おまえは汚いと払いのける


どこいこうかなんて
オレに聞くんじゃねえ


子宮に刻まれた
秒単位の鼓動が懐かしいよ


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