as you fall/瑠王
君は落ちながら音もなく
決して誰も音楽などではないのだと
落ちてゆく場所が君の望んだ場所なのか
光はひかりであってそれ以外の何ものでもない
誰かの願いをその身に受けながら否定も肯定もしない
いや、望みなど一切ないのだろう君は落ちながら音もなく
そこに何も深い理由などないのだと君はまた悲しんだりもしない
長く引いた光の尾は現象ではあれ感情でもなく光はひかりでしかない
そこに投影するのは私達で君を星だと名付けたのも私達が脆く弱いからで
本当は決して音楽などではないのだと美しいという言葉を口にする度に私達は
私達はとても孤独な種族なのだと気づいてしまう
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