くだらない詩のはなし/メチターチェリ
 
ぼくがくだらない詩のはなしをしているとき
となりで聞くふりをしながら爪を噛んでいる
意地きたないからやめなさい とはいわない
ぼく自身はなしのくだらなさを知ってはいるので
沈黙を作らないための努力

それでもたまに 話し相手が加われば熱くなったりもする
テーブル越し 拾ってきたことばの数々
ちぎっては投げ ちぎっては投げ合う
決闘の嗜みを忘れないぼくらを尻目に
きみはサラダにのせたクルトンをつつきながら
ミクシィの更新について考えていたりするのである
あと二人マイミクが増えれば新しい動物が飼える などと

  今日はカレとカレのトモダチとご飯を食べにいきましたぁ☆☆☆
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