とあるテーマ/蒲生万寿
生も、死も、それほど大した意味はない
【存在】すること
過去も未来もなく、ひたすら“今”に在ること
その“中”に居ること
その真実、その尊厳を然と見よ
ともすれば閉ざされがちな眼(まなこ)でもって…
天も地も、風も海も、全てが我の側にある
同様にそれらの側にも、我は在る
語る言葉に頼らず、ただ信じろ
捨てるものを捨て去り、皆捨て去り、何もかも無くなれば
信じる心の尊さが
その確かさが
分かるだろう
我知り得たり
我はあらゆるものから
解き放たれつつも
あらゆるものと見事に繋がる
“連鎖”の中に存在する一つの“力”なり
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