僕の涙。/敬語
 
にたどり着いたのだろうか。


さぁ、僕はただ待つのみだ。
それが、どれだけの時間がかかることだろうと。
それが、どれくらいの確率で起こることだろうと。

僕は、僕が再び涙を流せる日を、ただ待つ。

嗚呼、本当の本当に憐れなるはこの僕。
夢を抱いて、今日も蛇口から流れ出る水を飲み続ける。

今頃はもう、空の上にいるのだろうか。それとも、もう雨として地上に舞い戻っているのだろうか。


僕の涙は今、どこに。



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