ペインキラー/ホロウ・シカエルボク
そんなチャンネルなどすこしも欲してはいなかった!
放送局は終夜営業のドーナツショップの手下だ
眠れないやつらには終わっていないことが何よりも大事なのだ
おまえは眠ってしまった
途中で投げられた田舎芝居の幕みたいだ
茶番を愛してしまって
狂ったはずの口元が奇妙に満たされている
静寂と薄闇の中で胃袋に送り込むチーズの絶対
おれを現世にとどめているものはきっとそんな粘度
すべての牛にこころからの尊敬と感謝を
ホット・ミルクにインスタントコーヒーの粉を落として飲んだ
喉を焼くような思いだけが真実
いつだって
その痛みが
その痛みだけが
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