深夜の歌声/柊 みん
 


知らない間に
恋から離れて
わたしの心は
夜に墜ちてゆく

涙を流しても
何も変わらない
わたしの気持ちは
ただ沈んでく

朝になっても
いつもの調子で
笑えないかもと
眠れずにいるの

大丈夫だよと
言い聞かせてみても
わたしはわたしを
守りきれないわ

剥き出しのまま
蹲って眠ろう
嘘でいい朝には
笑っていてね


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