朝短歌/
柊 みん
朝のうた
うたってみよう
と思ってる
無駄な早起き
六時のわたし
∞
痛みにて
離れし夢の
幸せよ
置いてきたのか
温かい手を
∞
紫の
生を感じず
我が指は
朝を綴って
ひとりの朝日
∞
朝空は
恋のはじまり
みたいだね
淡くわくわく
少しさみしい
∞
「寒ぃな」と
呟いている
朝七時
白い息のみ
我に答える
∞
いつの日か
となりに誰かいたりして?
わたしを想う
変わり者とか
∞
青と白
紫
[
次のページ
]
戻る
編
削
Point
(5)