財布も無く/
番田
会社とは僕のすべて
そんな気がする ああ
将来なんて何もない けれど ただ
そこに 夢見た すべてなんだ
僕の会社はすべてだろう
ボートでどこかにこぎ出した 湖の
僕にとっての苦しみだった きっとそんな
車もすべて なのかもしれない
それらは欲しいもののすべて
赤いやつや黄色いやつ 手にしたいもの
何も 手にはない それも
僕のすべてだ
戻る
編
削
Point
(2)