けれど朝でなく/番田 
 
窓の見えた僕を眺めていた
誰かとしての床は捨ててきた
季節の現実としての夜を来たのだ
体の中の詩として 歩かされた

夜の立ち止まらされた
部屋のいるのだろうか 書かされていく雨としてその黒へと
会社の 海ではなく
そして そして 塊は匂いがする そして
暗闇だった 君のそして
そして そして 体だった 椅子だった 

物体の そして 感覚としての歩かさせられる 
僕の絵を走らされてきた

戻る   Point(3)