けれど朝でなく/
番田
窓の見えた僕を眺めていた
誰かとしての床は捨ててきた
季節の現実としての夜を来たのだ
体の中の詩として 歩かされた
夜の立ち止まらされた
部屋のいるのだろうか 書かされていく雨としてその黒へと
会社の 海ではなく
そして そして 塊は匂いがする そして
暗闇だった 君のそして
そして そして 体だった 椅子だった
物体の そして 感覚としての歩かさせられる
僕の絵を走らされてきた
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