隔離 ミリアンペア海路/おっぱでちゅっぱ。
 
由を揺らし記憶
夕暮れにブランコを揺らして
たとえば
ラムネ玉を喉に
つまらせそうになりながら
背中の景色の高さから
きこえた風があの
幼い名前の彩りに似て



    昔も明日も、
    天気でありますように。

    ねぇ。
    いつのまにか真っ暗闇で、
    ねぇ。
    時間はなぜ24時間なのだろうね。



揺れながら時間と成長の中
月夜のブランコではしゃぐ

あたしなりの自由を
綴じ込めて目を細めながら




    猫ちゃん。
    おひげが、立派ね。
    明日は、晴れるかしら。





                      まあるいね。



戻る   Point(4)