空のノート/番田
僕の詩はどこだ
出歩いてすらいない 君を
すべてですらなくなった 闇の破壊する
誰の 言葉だった
その感覚の趣向ではないサラリーマンでもなくなった
立ち止まった 夜でもなく 深夜の 僕としての
いる僕に 消してならされたような
いくつか たき火の 何だ
向かわさせられていくたき火に寒いだろう
朝日にならされることにある岩場もない
考え出させられている指を君の逃げさせられた
ここのそこは中に触れさせられていくようなことのない体
土は
黙る この現れた手は登らされていくようだ
ノートは君の 何のテストでもない そう 持った 暗闇は
僕ですらのない僕
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