LIPSTICK/千月 話子
 
親指で擦りながら足首を軽く噛むようにキスする
おまえの足の指の付け根と間をついばむようにキスする

       おまえの右足が 俺の頬を 優しく擦る



シーツはよれて海の波となり どこまでも溺れて行こう

おまえの熱い背中が愛しい・・・ おまえの双丘が恋しい・・・
おまえの揺れる瞳に  溶けてしまいたい・・・
おまえの全て  余す所無く  キスしたい・・・・・・・



       そして・・・・・・・・・・・・・・・・・


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