日酔う日/
ユダ
日曜の朝
ふと覗いた時計の針は
夕方頃を指していて
それでも
まだ眠い自分が居る。
夢うつつ
夢に見るのは
髪の毛の羽根を
折り畳んで微笑む君。
ふと
風が吹いて、羽根開く君
それだけで
笑う理由は十分な時間。
日曜の夕暮れ
覗いた時計の指す針は
まだ、夜に届いてはいない。
もう一度だけ。
あの幻を夢見て
ふて寝する日曜の私。
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