金色のドアノブ、誰かがワルツを/瑠王
 
      ぺリドット
歪で醜いあなたの核心に触れ              はにかんだ
そんなあなたが見れるなら               よくみれば
わたしはそのあなたが何より好きだ           雨だった
                           
                           
世界が蝶番から外れ、音をたてて転げ落ちてゆく     きえさった
ドアノブは金色のはずだった              はずだった
しかしわたし達にはそんな崇高など           こころ が
もう、どうでもよかったのだ              ふたり


                           わたし
そう、
あなた 
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