滴/
番田
僕はこぼれた。
僕のいることのない何でもない水色が。
風が気づいている何を歩いていく波紋だった。
僕も吹いていると、涙が憂鬱さを少し眺めていたそこにするのだと。
自分が消えるまで何もすることもなく見つめている。
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