ジャパニーズ カルト/ハイドパーク
悪、この人は何重にも禁を犯してるわ。
今日一番酷い。レベルEよ。」
俺はうれしさのあまり泣いた
本当は弟なんていなかったけど
まあいいかって感じしてた
急にスポットライトがステージらしきものを照らし
バチカンのファーザーみたいな人が出てきた
「わしと一緒にやるかー。この宗教やるかー。」
もちろん俺達涙にむせびながら
オーオーって元気よく答えてたんだ
?
それから一年もの間
家族も仕事も捨て
教団から安く珍味を仕入れ
主に滋賀県の工場中心に
行商をしていた
「ロシアから来ました、珍味買ってください
買ってくれたら唄歌
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