ブラインドの角度を適当に変化させ続ける、言うなればそういった程度の意味しかない午前の覚え書き/ホロウ・シカエルボク
たかだか八十年のヒトの人生などに、悟りなんか存在するはずがないって…そう信じておいた方が健康的だぜ、ヘルシーっても
んさ…菜食主義みたいなもんだ、葉っぱは食べ疲れるってことがないだろう?身体を重たくしないものでなけりゃ、食べ続けることは出来ないさ、いやもちろん俺は肉だって存分に食らうけども…話がややこしくなるから余計なところを突っつかないでくれよ…ただでさえややこしい話をしているんだから…物量や容量が必要な話をさ…
無造作に投げ出されたそのものの形状それこそを俺は真実と呼びたい、それは無意識ってこととは違うぜ、だけど意識してどうこうっていうようなことでもないぜ…その極とその極を行ったり来たりしながら…その都度のポイントをどこに置くかというような問題なんだ、緯度も経緯も固定されてはならない、それは名称や定義で…自分の足首を縛りつけるようなもんなんだ…
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