ブラインドの角度を適当に変化させ続ける、言うなればそういった程度の意味しかない午前の覚え書き/ホロウ・シカエルボク
無造作に投げ出されたそのものの形状それこそを俺は真実と呼びたい、お前に何が言えるのかね、ただ闇雲に研磨する事ぐらいにしか真摯さを見つけられないお前に?無菌室で育てた命が外界でいきられるか少し考えてみるといいよ、サヴァイブ出来ないものにはどれほどの美しさがあっても見いだす価値などないとしたものだ…言うまでもないが、ただの物質的な感覚について語っているわけではないぜ、ただの物質的な…そんな次元の想像力しか持ち合わせていないのならここで読むのをやめるんだな、所詮お前は頭の中だけのイスト、所詮それは頭の中だけのイズム、血でもって掴んだものじゃないイズムでは…そこに血の手形が刻まれたイズムで
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)