高熱でうなされた鳥が見る夢/ヨルノテガム
いても勿論「鳥目」なことである。
(鳥の中では 当たり前という意味・・・・・・)
鳥は叫ぶ!!
ポッ ポッ ポッ
一番目の ポッ はスフィンクスの耳元で発見され
二番目の ポッ は今夜泊まらないかと誘われた女の頬に浮かび
三番目の ポッ はまさに今見ている画面の「ポッ」であり
唯一無二の鳥の魂を込めた糞をキバッタ時のリキミ音声であった
鳥の糞の落下より速く 鳥の情報は伝波し
見事「鳥の頭」にアノ鳥の糞はベチアと落下し尽くした
【自業自得】を心得た鳥が今、大空を飛んでいるとすれば
眼下の煩雑な街々のナント矮小でナント巣窟とした陰気さよ
鳥の肺が両生類のように宇宙と地
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