ビードロ細工の 生/鵜飼千代子
 
き替えの身近な最期
               
           自由が楽しくてスキップ続け崖から落ちるか
           自由と共に塵をまとった身を愛するか
           いや もう壁の中に戻るか
 
           ビードロ細工の 生
           自由と引き替えの死は必然
 
           誇りの前に 配慮はない
           決めるのは わたし
               
           触れるときには気を付けて
           傷つくのは お互い
           重さは それぞれ
 
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