おしょくじ2/はるな
 

せんをかく
まるをつくる

熱気のむこうで
たちすくむ かげ
すべりおちる液体

したくてした
それから
気づかずおちた

わたしのからだを
たべてくれてありがとう

半分になったからだを
かきあつめて
ちいさなこえで
お礼をゆった


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