季節が変わる/ハンドクラッピング/rabbitfighter
 
を消して毛布を被ると
遠い空のずっとむこうに
幾千もの星が散らばった

信じないかもしれないけど
君は信じないかもしれないけど
何もかも偶然の連なりで
僕たちは光速で移動しているから
一瞬の中の永遠を生きている

季節が変わる/ハンドクラッピング

僕たちは毎日満ち欠けを繰り返す
昇っては沈む
寄せては返す
季節が変わる
君の肌が潤いをまして
僕は君に裸でいて欲しいと懇願する
ある夜のことだ
肌と肌を重ねて、君をまた取り戻そうとする
それから僕たちは未来を語ろう
まるで思い出を語るように、未来を語ろう
週末の予定、冬のすごし方、君の誕生日、桜の咲くころのこと、夏の花火
みんな光速で移動していて、風に髪がなびいている
美しいというだけで、
みんな神様みたいに美しい
立ち上がって、体中がどくどくと脈打って、どうすればいいのかわからないから
ハンドクラッピング
ただ賞賛を
君はキレイで、
とても美しい、
ただ賞賛を
神様みたいだ
みんな美しい

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