まだ見ぬミーム/
海里
アイ、ポエット。
君よ知るやその三原則
いったい誰なら
真に詩を弁えているなどと言えるだろう
有るか無きかの何かの在り処
きっとどこかにはあるって
つまりそれが
見失って以来久しいっていうことなのに
擬傷としての文学や
アフォーダンスとしての現代詩が
甘やかな坩堝であろうと
看過できないカオスであろうとかまわない
知ったことではない
ただ
あの葡萄は酸っぱいと
星に向かってだけは言うな
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