音を造る/
嘘而
素足で白色の世界を踏んだ
なにもかもが透き通る
風も
水も
泡も
戦も
わたしも
ほら
ただの黒髪になんの期待もしない
いつかあの暗闇とともに
なにも見えなくなるのかな
宇宙の
銀河
太陽
月
冥王星
地球
遠いね
誰かの声で目を覚ます
ここは世界
偉大な空気がわたしを愛してくれて
膨大な動物たちの夢はいずれ星となる
壮大な大地はいつも微笑んでくれるから
人は
歌うことができる
ほら
きこえる?
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