どどどどどど/大村 浩一
の頃。会社の寮の風呂で入浴中に、同じ精機サービス部の後輩が
蛇口の調子がおかしいと、何やらがちゃがちゃやっていた。
「お前サービスマンなんだから、そのくらい直せよ」と私がけしかけたので、
彼がむきになって、なおもがちゃがちゃやっていると、突然ハンドルの部分が
はじけ飛び「どどどどどど」とお湯が高さ2メートルほど噴き出した。
どどどと飛んで来た寮の舎監さんと入れ違いに、桶で格闘する後輩を残して
コソコソ風呂場を逃げ出した私。後日、当然のように謝らなかった。(笑)
そして先日、8月の末。登戸から中野島への引越しを終えた大村家では、無
理置きした7kg級重洗濯機にホースが繋ぐため
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