声/
番田
言葉そのものを見つめているのかもしれなかった
立ちつくした体の探している
日常の会話すら 何ひとつとしてなくなった 家庭の
何ひとつとしてなくなった叫びが 明日の可能性を求めて
伝わると思ったのだ 離ればなれの心が
そんな 悲しみすら忘れさせられていくような時代に
心を出て行く対話を求めている
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