サから始まる語義凡例・ツ〜ナ/salco
文化のホンネなのだ
と私は思う。土俗性は洗練に向け階層化した文化土壌の基底に沈み込むので
はなく、常に常に常に、人骨を充たしている髄なのだ。我々はネクタイを締
めた先史人であり続ける。毛脛とボディペインティングに酔い痴れる、ここ
に記号化し得ない人間の祝祭がある。
なに
幼児に始まり老人に終る基礎言語、エトワス。
これに名を与え意味づけする事で人間は世界を把握し地球を掌握して来た。
乳児を見ても判る通り、意味のわからぬ事象だらけの世界で生きることは理
不尽な屈辱でしかなく、9割方不快である。
発語という発動機を手に入れてようやく、未知の森で子供は
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