貝吹明さんの『【批評祭参加作品】思うこと』を読んで、いまさら思ったこと。/
 
ろう。完璧にすっとばして書いてますが、もちろん、絵画を機械的に複製することと、人の手で複製することもまた、別のことだろう(絵画を人の手で複製するとゆうことは、人げんによって一度"表現"されたものを、さらに"表現"しなおすということだ。貝吹さんの知人の絵描きのひとは、自分の描いた絵をそっくりそのまま大きく描き直した結果、「あった」(と感じた)ものが「なくなった」ということですが、やっぱり人の手による複製自体が困難を極めるという問題はまちがいなくあるだろう)。

ただ、しかし、「感じる/感じない」ということだけでいえば、「機械的な複製」にしたって、たとえばお
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