列の向こうで烈しく輝く太陽は決して俺の足下を照らすことが無い/ホロウ・シカエルボク
ものから安全なものまで、いつも自然に選択しているんだぜ
列の向こうで烈しく輝く太陽は決して俺の足下を照らすことが無い
それならば俺はその太陽のことを選ぼうとは考えなくなるかもしれない
あるいは別の手段を使って自分の足下を明るく照らすかもしれない…そこに満足があるかどうかはまた別の話さ、判るだろう、受け止め方を間違えるのはちょっと恥ずかしいことだぜ
列の向こうで烈しく輝く太陽は決して俺の足下を照らすことが無い、それなら俺はまずその太陽に名前をつけよう
どんな名がいい、アダム、アリス…太陽は男かそれとも女なのか?判るわけないから中性的な、どっちともとれる名前にしておこう…
俺はノートを開いて太陽のイラストを描き出す、さて、そこから動き始めるんだ…
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