木漏れ日/鞘(サヤ)
 
揺れ動く陽射しに眩しさ感じて

ふと見上げた空

木々の間から漏れる光

そよ風を頬に受けた

ここには ありのまま輝き放つ

あなたがいるね


突然の強い風 怖さも感じない

木々が揺れる



今 ここにありふれた毎日重ねて

輝き求めるけれど

ありのままを受け入れてくれる

木漏れ日や暖かい陽射しの前には何もいらない


そよ風 広がる空に身を任せて

それだけで心が安らかになる
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