だから読むこと始めるの/木葉 揺
 
え方』を学ぶのだって。」と言ってくれて、初めてスッキリしました。それからは「へえー、普通はそう感じるのかぁ!やっぱ私ってズレてるなぁ」と学ぶようになったのです。
 オリジナリティを追求するにしても、一般的な考えからどのくらい距離があるか測れた方がいい。詩を書くのにも、基準となる表現を知っていた方がいい。ちゃんと詩を読んで来られた方は、その辺のバランスとかを知っているからすごいんです。
 ぶっちゃけ、自己表現大好き女です。瞬間に生まれる言葉にも執着あります。自分が大好きです(恥)自分が思いついた(と思い込んでる)言葉も大好きです。それに詩が利用されちゃってるのかもしれない。
 ただ、今は詩の別の側面を覗いてみたい。「詩とは何ぞや?」私がちょっと覗いたくらいでわかる世界じゃないけど、飽きっぽい自分が、この逆境にどこまで付き合えるか実験して観察する。それが私の今のチャレンジです。一年後に「詩とどのように付き合ってゆくか」見えてきて、たら、うれ、しい、な。

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