miss/
mayaco
その不在に色をつけるとしたら
幼くなった水色の光
色あせることはないけれど
四角い箱の中でぐるぐる回る
その光にことばを探し
静かに遠ざかった
その出会いに色をつけるとしたら
夜に溶けた透明な雨
全ての色を映し出し
丸い水たまりでくるくる回る
その雨にいのちが宿り
私はまた生まれようとしている
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