『狩り』/
東雲 李葉
でまとめてしてやればいい。
一つだけ条件。お前か私かどちらかが「死ぬ」こと。
顔色がすぐれないなMr.
手放す怖さを感じ始めたか。
どれ程の地位に上り詰めても終演はやがてやって来る。
一つだけ御朗報。私にも「永遠」は訪れない。
囲った時刻をどれだけ高く重ねていっても、
所詮は砂上に建てた楼閣。
だから安心して私に征服されるが善い。
向かい合う前からすでに私はお前を仕留めていたのさ。
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