私が全てじゃないけれど/くろきた
 



「死ね」

「死ね」

「ストーカー」


「私たち、友達だもんねー!」



6年生の頃

誰も私を助けちゃくれなかった

だから私は走った

「死にたい」なんて、考えなかった

考える隙がないくらい走った

たとえベランダから落とされそうになっても

それを見た先生が笑っていても

走って走って、


やっと抜け出した


私は今、幸せです

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