死んだ者の隣で/
番田
哀れみへの言葉の破片
死者への 人間としての哀れみなのだろうか
それはああ 寂しさなのだろうか
何もない僕の体がある
僕は話す言葉もない
僕は誰に語りかける言葉もない
寂しさの机は涙のひとつ
いくつか その なくなった流れ
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