陰惨な独白/散布すべき薬物の所持2
 
を見ているような気分の時だけ救われた
ような気持ちになるふざけたキ印モドキでなのです
真面目に人生を歩むことなどとうに忘れてしまい
悪事で心をすり減らし賭博で財布をすり減らす贋物に似た、
腐りかけの柘榴よりも役に立たない脳髄を頭蓋に詰めた、
タンパク質やら燐やら石灰やらで出来た、
物質に換算しても五千円にしか満たない命を削る、
そういった宇宙のゴミ屑野郎なのです
一家離散と無理心中はあくまで不可侵のイデアに侵された
文語体の誓文である事を忘れてはなりません
それは一精神病患者の一日のようにだらしないものでなくてはならず
僕の自傷(Mayhem)などに踊らされず
血飛沫を撒き散らしても平然と立っている事の出来る猛者で
無くてはならない事が最低条件です
だらしなくてくだらない悪魔の所業でなくてはなりません
また、僕の一日もそれに似たようなものです
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