アスタリスク/靜ト
 

いたずら好きな君の
最後のあそび?

心を体に同居させられなくて
僕らは奇妙に子供を演じてた


もーにん どっと あえん ない?

もうにどとあえない?


あ、と思ったけど
いつもみたいにくだらないなって苦笑できなかった
それはメモの意味と状況が重なったからではなく
このメモが君とぼくの本性とそっくりな気がして

アスタリスクの注意書きが何かに濡れて歪んでる

*―アスタリスク―小さな星

小さくても輝く星が
二人の宇宙にあるのだろうか
あったのだろうか
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