アスタリスク/
靜ト
いたずら好きな君の
最後のあそび?
心を体に同居させられなくて
僕らは奇妙に子供を演じてた
もーにん どっと あえん ない?
もうにどとあえない?
あ、と思ったけど
いつもみたいにくだらないなって苦笑できなかった
それはメモの意味と状況が重なったからではなく
このメモが君とぼくの本性とそっくりな気がして
アスタリスクの注意書きが何かに濡れて歪んでる
*―アスタリスク―小さな星
小さくても輝く星が
二人の宇宙にあるのだろうか
あったのだろうか
戻る
編
削
Point
(2)