ベッド/
伽茶
耳を傾けて
そっとあなたを転がすから
ゆっくりと熱を伝えて
あなたをいただきます
そっと首を撫で
あなたの首の凹凸を探す
私の唇はあなたを味わう為にあるのだろう
そっと這わせて
私はあなたへの愛を再確認するのよ
あなたの
髪も
腕も
胸も
全てが愛おしいから
私はあなたをいただくわ
どんな光も要らない
暗闇にあなたが居れば
私はあなただけを味わうの
私だけのあなた
そう
だから
吐息だけ聴かせて
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