認識よりも深い「青」(詩論序説ノート)/まどろむ海月
自な詩作という幻想の檻に自縄自縛的に閉じ込めてしまわない方がよいだろうとも思うのです。
詩に身命をかけるよりも、生きることはもっと大切で、かけがえがないと。
{引用=
「世界は 魔法に満ち充ちて 不思議」
赤が 赤く見えること
青が 青く見えること
それが不思議 だから それは魔法
花が 雪が 光のきらめきが 夕焼けが あの人が
美しく見えること
それが不思議 だから それは魔法
陽だまりが そよ風が せせらぎが 鳥たちのさえずりが まどろみが
気持ちよく感じられて
それが不思議 だから それは魔法
果物は甘く
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