メルヒェン/千月 話子
ンガの煙突から屋根に上がって 街を見てたの
オレンジ色の窓の明かりは
影絵のように 家々の物語を映し出すの
黄色い月を横切る 小さな光りは 夢の妖精
星でできた 杖を シャラン♪
夜の幕に 星のダンス
流れ星 流れ星 いくつでも願い叶えて
本当は ひとつだけ
大好きな人達(だけど 大好きでない人達も)
みんな みんな 幸せでありますように と
ヘーゼルナッツ色の瞳閉じて 暖かくて
もう眠ってしまいそうで・・・・
妖精も手を振って・・・・バイバイって言ったの
「バイバイ。。。。」って
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ヒバリ啼く朝に
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