牛乳特選帯(仮)/
手乗川文鳥
スの2階、せまい和室、湿った布団の、君と猫の隣
流れていったびゅんびゅん橋
諦めた町内会
新しく川にかかる橋はコンクリート製で
もう流されることはなくなった
どこまでだって行けるし
ずっとここにいることだって
できる
答えは好きか嫌いかだけじゃない
そんなものずっとわからない
それが答え
関西弁が混ざって余計イントネーションがおかしいけど
これが私の標準語
どこまでだって行けるよ
だけど
まだここにおるよ
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