0.2秒/嘘而
月をみながら冥王星を想うかんがえる外惑星あのこ「人類は消えるべきです。ええ、もちろん、察しております。あの4人は例外ですわ」だって。
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平行四辺形にない定義を求めるならば、かえる場所はひつようなのだ。では、なぜ
ほんのすこし隙をみせたあのひとの運命が決まってしまったように
インフルエンザ、ダイオキシン、空気圧、二酸化炭素、どれもわたしの末裔で。
細胞は今日も誰かの隙をねらう
さて、わたしもそろそろ動こうか
4人で交わしたやくそくはもう忘れてしまったけれど、月の血(月経)をみるのは飽きたし、まあ、それに、薬品のにおい自体はきらいじゃない
利己も利他も一度は彼女に恋したように
いつまでも骨(星)のまま 絶望のはじまり 新品なカメラのシャッターをおす
そしてわたしはまばたきをした
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