労働/攝津正
 
宅したら、母が自分で払うと言う。 父が、月に家賃と食費六万円を入れて貰うと宣言した。
 攝津は、帰宅して口論して食事して後、自室で布団を被って寝ていた。そのうちに睡魔が萌した。少し眠ると、シビアな抑鬱が若干ましになっていた。
 母は、お稲荷さんを食べろとか、ねぎとろを食べろとか言ってくるが、口論の事など忘れたようである。
 しかし家族はばらばらなのだろう。
 こうして日記を打てるのもいつ迄続くか分からぬ。
 いつ迄支払いを続けられるか分からぬ。
 物凄く不安である。

 攝津はiwaさんから、連日のネットラジオが影響しているのでは、と指摘を受け、そうかもしれぬと考えた。それと日曜日
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