労働/攝津正
た。練習問題も添削問題も解いた。だが、第7章が難物であった。仕訳帳が作れない…。攝津はこの辺が今日は限界だろうと観念し、滅茶苦茶に汚部屋になっている自室の本を整理し、カント『純粋理性批判』とマルクス『資本論』及び関連書籍、それと『一人で学べる簿記入門』『小さな会社の総務と経理』『個人事業の始め方』を出してきて再読した。これはNAM 時代、蛭田さんらとやっていたCafe Sに関係していた頃に購入して読んだものだ。
Cafe Sとは地域通貨カフェとして開業しようと蛭田さん、関本さん、田口くん、関口くん、攝津などで開いていたカフェである。そこで会計を最初関口くんがやっていたのだが、どういうわけか攝津
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