やっぱすべてはあるがままが(※歌えません)/ホロウ・シカエルボク
い。わたしはおまえに詩とは何なのかを教えてやりにきたのだ。」
「あちゃー、蚊に食われた。血吸った。えらい膨らんだなぁこれ…。」
「わたしの話を聞け。選べ。」
「選べ、選べ、選ばなきゃ駄目だ。今のままじゃ駄目だ、選べ。」
「いやそんな事言われても困るな、暇つぶしに書いてるだけなんだからさ。」
「それじゃあおまえはどうあっても選ぶことはしないというのだな。」
「どうでもいいからとっととリビングから出ていってくれる?マジで警察呼ぶよ?シッシッ!」
「仕方がない奴だ、おまえがどうしても聞かんと言うのなら私はこれで帰る。だがもう一回だけ言うぞ、選べ。」
心
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