蒼い炎/
弥鈴
しんしんと静かに
静かに舞い降りて
人々を銀世界へと連れてゆく
そんな凍てつく夜に
この胸の想いを
何と詠えばよいのでしょうか
凍てつく様な闇の中
月光を乱反射させながら
尚も静かに燃え続ける
この熱い想いを
何と語ればよいのでしょうか
喩える言葉が
見つかりそうにないから
あなたの瞼に手をそっと
重ねてみましょうね
ただ静かに燃え続ける
この蒼い炎に照らされながら
おやすみなさい
あなた
どうか良い夢を
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